
デキタスを子供に利用していたMISATOといいます。今回は「デキタスってどんなメリット・デメリットがあるの?」という疑問にお答えしていきます。
私が小学生の子供にデキタスを利用し始めて3年が経過し、2020現在は中学生になりました。
そんな実際にデキタスを取り組んだ知識から、疑問に感じているメリット・デメリットについて少しは詳しくご紹介できると思います。
デキタスのデメリット
デキタスのデメリットに感じる部分はつぎの2つです。
- 基本は大丈夫だけど応用的な部分までは勉強できない。
- 映像授業の「掛け合い」がやや時間がかかる。
デメリット①基本は大丈夫だけど応用的な部分までは勉強できない

タブレット学習デキタスというのは基本に関してはかなり勉強できるけど、応用面についてはあまり深く勉強することはできないと私は感じました。
実際にデキタスを取り組んでみると、思った以上に応用について勉強することができませんでした。
まず映像授業を見て基礎知識を把握することからスタートしますが、小学生で習う単元はすべて搭載されていますがすべて内容は「基礎」が中心になります。
いわゆる「その単元を始めて勉強する小学生向け」というもの。
そんな映像授業を見て基礎を把握し、つづいて練習問題やまとめ問題などで基礎をさらにしっかりと理解するという進み方。
そんな問題で100点を取ると「キミ問」という難易度の高いテスト形式問題を解けますが、私立中学や中高一貫校対策としてはかなりレベル的に低い内容になっています。
したがってデキタスの利用がおすすめの家庭は「めざす高校が偏差値60までかな?」というのが私の正直な感想で、中学はまだいいですがハイレベルの高校受験をする予定があればこの内容というのはデメリットになると思います。
デメリット②映像授業の「掛け合い」がやや時間がかかる

デキタスの映像授業は講師と生徒の「掛け合い」によって構成されているため、とくに急いでいるときなどは進み方がゆっくりすぎて時間ロスに感じることもあります。
デキタスのメリットといえるのが「ゆっくりペース」で進んでいく映像授業ですが、時間がなく急いでいる場合には本来であればメリットのペースがデメリットとなってしまう場合があります。
とくに小学生低学年になるほどペースが遅く掛け合い時間も長いためこの傾向は強くなり、学年が上がるにつれだんだんと掛け合いの時間も短くなっていきます。
少しずつ噛み砕いて解説をしてくれるので、初めてその単元を勉強する場合にはメリット。しかし2回目以降はこのペースが逆に遅すぎてデメリットに感じてしまう場面がよくありました。
映像授業は自由に時間をスキップできるのでそこまで大きなデメリットでもありませんが、もう少しポイントだけを解説してくれるとより使いやすい映像授業になるのかなと感じました。
デキタスのメリット

続いてデキタスのメリット5つをご紹介します。私たち親子はこのメリットがあったためデキタスを3年間続けてこられました。
- 教科書準拠なので学校とのペースがまったく同じ。
- 映像授業がゆっくりで新たに習う単元は理解しやすい。
- さかのぼり・先取り学習で学年を超えても勉強できる。
- ご褒美機能がモチベーションアップにつながる。
- 解けない時にサッと授業が見られる。
メリット①教科書準拠なので学校とのペースがまったく同じ

デキタスは完全に教科書準拠となっているため学校の進み方とまったく同じです。これはかなり勉強しやすい部分になります。
子供が小学校から帰ってくるとまず勉強をさせていましたが、デキタスは教科書ごとに出版社が細かく選べるため、ピッタリの順番で学校と同じ内容をすぐに復習できるのはメリットに感じました。
実際にお子さんがいらっしゃると同じことを思われるはずですが、まず学校から帰ってきたら「その日に習った部分を復習させたい」と思いませんか?
習ったことを忘れないうちに復習させることで、間違いなく良く理解できます。
私が初めにデキタスを選ぶとき、この「完璧な教科書準拠」がいちばん目に留まった部分。これなら毎日ペースを乱すことなく復習できると思ってデキタスを選んだようなものです。
この教科書準拠というのは実際にやってみると本当に理解度が違うもので、とても効率よく家庭学習ができたと私は感じました。
このように、デキタスの教科書準拠はかなり大きなメリットになります。
メリット②映像授業がゆっくりで新たに習う単元は理解しやすい

デキタスの映像授業はゆっくりと進むため、とくに始めて習う単元は理解させやすいです。
先ほどデキタスのデメリットの項目で「進み方がゆっくり過ぎに感じるときがある」といいましたが、本来はこのゆっくりペースというのはデキタスのメリットになります。
というのもデキタスはそもそも「基本の理解」に強いタブレット教材で、基本を理解させるために
徹底した「基礎力」を養えるよう構成されているのが特徴になります。
したがって「ゆっくりペース」の映像授業は基礎力を身につけるにはもってこい工夫で、さらに掛け合いによって進んでいくため理解しやすいのがメリットといえます。
メリット③さかのぼり・先取り学習で学年を超えても勉強できる

デキタスは「いまの学年」を選んで利用するというスタイルですが、この2つの機能を使うと関連した単元は学年を超えても勉強できます。
なんだかデキタスの裏技的な話に聞こえるかもしれませんが、さかのぼり・先取り機能は学年を超えて延々と過去や未来まで見ることができます。
とはいえ関連した単元だけなので自分で選んで過去や未来の単元を選ぶことは出来ず、そのときに取り組んでいる単元の延長線上にある単元のみ学年を超えて勉強できるというシステムです。
したがって解くことが出来ずつまづいたときはこの機能を使うことで、どこまでもさかのぼり学習が出来るため問題解決までたどり着けるのでかなり役立つメリットになります。
参考:デキタスの「さかのぼり学習」でより成績アップにつなげる3つの方法
メリット④ご褒美機能がモチベーションアップにつながる

私の子供がデキタスに取り組んでいたとき、初めはご褒美機能にあまり興味を持っていませんでした。しかし少しずつ興味を示しはじめ最後の方はモチベーションアップにつながりました。
デキタスはログインしたり勉強で得点を出したりすると、その内容に合わせてポイントが貯まっていくという仕組みになっています。このポイントを貯めることでご褒美がもらえ、勉強へのモチベーションアップの1つにつながることが期待できます。
私も初めのうちは「ご褒美で釣るのは好ましくない」と思っていましたが、景品を見てみると遊びだけのものではなく勉強と関連のある商品だったためご褒美を許諾することにしました。
実際に子供自身もこのご褒美機能によってモチベーションアップにつながったのも事実で、つぎに欲しい景品は‥などと話ながら勉強に集中することができたのでメリットの1つになると思います。
メリット⑤解けない時にサッと授業が見られる

デキタスの大きなメリットの1つがこの「サッと授業が見られる」という部分です。これは完全に役立った機能でメリットとしか言いようがないです。
家庭学習をしていると「あれ?ここどうやって解くんだったっけ?」と目が点になる場面がわりとあります。そんなときにサッと映像授業を見て理解できるので、ほぼ毎日に役立つメリットでした。
もしこれが紙教材だったら「ん~‥どこだったかな‥」と探すだけでもけっこう時間がかかりますが、デキタスのように画面表示されるボタンを数回クリックすればサッと授業が見られるのは頭の混乱解消にもつながるのでかなり勉強がしやすくなります。
とくに「もうひとつ歯車が合えば‥」という場面にはかなりのメリットがあり、サッと映像授業を見てまたすぐに続きを取り組めるためこれ以上ないスムーズな家庭学習ができました。
デキタスのメリットとしては、これが一番大きいかもしれません。
まとめ

今回は「デキタスのメリット・デメリット」についてご紹介してきました。私が実際にデキタスを利用して感じたぶっちゃけ正直な感想になるので「現場からは以上です!」という感じです。
デキタスにはデメリットもいくつかありますが、いずれもそこまで大きな不具合ではありません。
それよりもメリットのほうがはるかに多く、実際に家庭学習を実践していると「あっ!こういうのが欲しい!」と思ったことがその通りに現実化できるという感じでかなり役立ちます。
ほかにも通信教材というのはいろいろありますが、私も約10社を比較して最終的にデキタスを選ぶことにしました。実際問題としてデキタスは本当の意味で勉強に役立ったと感じています。
ぜひご紹介してきたデキタスのメリット・デメリットを参考になさって、本当の意味で役立つタブレット学習を選んでみてください。
こちらで私が利用したレビューをしています。
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